こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。
ついに3月6日にスウェーデンのワーホリビザ申請受付けが開始しましたね!
スウェーデンのワーホリビザの申請に必要な書類が4種類だけ、さらにオンラインで申請が完了できることをご存知でしたか?
協定が締結した際にスウェーデンのワーホリビザの申請方法はオンライン申請になるのではと記事にしていました。
スウェーデンとのワーキングホリデーが開始!「今後の流れ」はこうなる!他の国の場合、わざわざ大使館の窓口で直接申請しないといけないので、オンラインで申請できるのはありがたいですよね。
実は2020年3月6日にワーホリのビザ申請受付けが開始したばかりなので情報はほとんどありません。
なので、この記事ではスウェーデンの移民局や大使館の情報だけでなく、留学や居住ビザの申請経験談が書かれたSNSやブログなども参考に、オンラインでのワーホリビザ申請書類や流れをまとめました。
今後ビザの申請方法が変更されたり、体験談などの情報が増えてきたりしたら随時更新する予定です。
必要書類の表はチェックリストとしても利用できるので、ぜひ読んでみてください。
目次をクリック
スウェーデンのワーホリ申請の概要
項目 | 概要 |
年齢制限 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間 | 最長1年間 |
ビザ発給人数 | 明記なし |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
2019年8月26日に協定を結んでから約7ヶ月経過し、2020年3月6日にやっとワーホリビザの申請受付がスタートしました!
申請条件は協定の署名段階で公表されていた年齢制限と滞在可能期間のみで、人数制限や就学・就労可能期間に関しての明記はされていないので特別な制限はないようです。
ビザの申請条件
スウェーデンのワーホリビザ申請は以下の条件を満たしている必要があります。
To obtain a residence permit for a working holiday, you must
・be a citizen of Argentina, Australia, Chile, Hong Kong, Canada, Japan, New Zealand, South Korea or Uruguay
・be between 18 and 30 years old
・have a valid passport (if your passport is about to expire, you should extend it because you cannot get a permit for longer than your passport is valid)
・have enough money so you can provide for yourself initially in Sweden (at least SEK 15,000)
・have a return ticket or enough money to buy one
・have comprehensive health insurance that covers healthcare in Sweden (not applicable to citizens of Australia)
・in most cases pay a fee (application fees for working holiday permits)
・not have any accompanying children.
参考:Working holiday visa for young people – Swedish Migration Agency
簡単に翻訳すると、以下のような条件になります。
- アルゼンチン、オーストラリア、チリ、香港、カナダ、日本、ニュージーランド、韓国、ウルグアイの国民であること
- 18~30歳であること
- 有効なパスポートを持っていること(パスポートの有効期限が近づいている場合は、パスポートが有効であるより長く許可を取得できないため、延長する必要があります)
- スウェーデンでの最初の生活に必要な資金を十分保持していること(少なくともSEK15,000以上)
- 復路の航空券、あるいは復路の航空券が購入できる資金を保有している証明
- スウェーデンで有効な健康保険に加入していること
- 申請料金を支払うこと
- 子どもを同伴しないこと
スウェーデンのワーホリ申請に必要な書類
スウェーデンのワーホリビザ申請に必要な書類は4セットと、スペインやオーストリアなどの10セット以上の書類が必要な国に比べて非常に少なく楽です。
さらにオンラインで申請ができるので、わざわざ東京の大使館へ書類を持ち込む必要はありません。
申請の流れ
申請は
- 必要書類を集める
- eサービス(スウェーデン移民局HP)からオンライン申請
- 許可通知を受け取る
の順番で進みます。
スウェーデンのワーホリビザ申請は3月6日に開始したばかりなので、まだ申請に関する経験談や注意点などの情報がありません。
申請条件はスウェーデンの大使館や移民局のホームページから、注意点は留学や居住ビザのオンライン申請を経験した方のSNSやブログなどから情報を集めてまとめています。
スウェーデンのオンラインビザ申請システム:eサービス
スウェーデンのワーホリビザは、スウェーデン移民局のホームページにある「eサービス」というシステムから申請を行います。
スウェーデンのビザの申請は、ワーホリに限らず留学やその他居住に関するものまで、原則すべてeサービスでのオンライン申請に統一されています。
eサービスでの申請方法は
- アカウント作成
- オンライン申請(個人情報の入力、必要書類のスキャンデータを貼り付けなど)
の2行程だけで申請が完了します。
行程が少なくて簡単に思えますが、スウェーデン移民局は提出書類のチェックが厳しく追加書類の依頼や再提出を求められることも多々あるとのことです。
注意すること
ポイントはすべての書類をきっちり揃えることで す。さもないとビザをとるのに何ヶ月もかかってしまいます。(ただし、ビザ申請中はスウェーデン国内に滞在する権利を有します。しかし、ビザなしで3ヶ月以上スウェーデンに滞在した状態でヨーロッパの他の国を旅することは危険です。こちらはまた別で書きます。)
まとめ
スウェーデンの移民局は書類に厳しいです。とくにお金です。銀行口座情報はきっちり要しないと2度手間になりますので気を付けましょう。
参考:スウェーデンで学生ビザを申請する方法と注意すべしポイント
まとめ
スウェーデンの学生ビザ申請に必要な書類は事前にしっかりと余裕を持って準備しておきましょう。
スウェーデンの移民局は、細かなところまで厳しいです。
参考:【スウェーデン留学】スウェーデン学生ビザの取得方法。(事前準備編)
大使館の窓口へ提出する場合、受付時点で書類不備があれば指摘を受けて修正する機会もありますが、オンライン申請は自分自身でチェックする他ないので慎重に準備する必要があります。
申請に必要な書類
スウェーデンのワーホリ申請に必要な書類を表にまとめました。
オンライン申請に添付するために必要な書類は全部で4セット、そして申請料金としてSEK1,500(約16,518円)の支払いが発生します。
①パスポートのコピー | 顔写真のあるページ ・顔写真 ・パスポート番号 ・発行国 ・有効期限 ・署名 もし母国以外での居住許可を持っている場合は、そのページも。 |
②帰国用の航空券 | ・復路の航空券予約確認書 ・復路の航空券を購入できる資金を証明する文書 のどちらか。 |
③英文の預金残高証明書 | 少なくとも15,000SEK(約16,3294円)の預金残高を証明すること。 ・本人名義の残高証明書 ・本人名義の銀行通帳のコピー |
④健康保険の加入証明書 | スウェーデン滞在期間を全てカバーしているで有効な健康保険に加入している英文の証明書 |
申請料金 | SEK1,500(約16,194円):申請料金表 ・クレジット支払い |
申請料はSEK1,500(約16,518円)
スウェーデンのワーホリビザの申請料はSEK1,500(約16,518円)です。
申請料金に関する情報はスウェーデン移民局(申請料金リスト)に記載されており、支払い方法はオンライン申請時にクレジットカードで支払います。
Special fees for certain occupationsWorking holiday visa for young people SEK 1,500
参考:Work permit application fees – Swedish Migration Agency
英語かスウェーデン語の動機文
オンラインでのビザ申請行程の中には、「なぜスウェーデンへワーホリをするのか」を英語あるいはスウェーデン語で記入する必要があります。
特に書かないといけない文字数の指定はありませんが、記入欄へ入力できる限度は1000文字までです。
スウェーデンで滞在する目的や理由、渡航後の予定などを英語で準備しておきましょう。
オンライン申請:eサービスでの申請方法を解説
スウェーデン移民局のホームページから、eサービスというオンライン申請システムを使ってワーホリビザをします。
申請方法は非常に簡単で、①アカウント作成②申請の2行程だけです。
①スウェーデン移民局のホームページでアカウント作成
まずはスウェーデン移民局で個人アカウントを作成します。
アカウント作成に必要なものは、Eメールアドレスと個人設定用のパスワードのみで、すぐに登録することができます。
アカウントが作成すればeサービスでのオンライン申請を進めることができようになります。
オンライン申請をする
アカウントを作成したらオンライン申請を進めることができるので、準備した書類のPDFやパスポート情報を入力していきます。
オンライン申請の行程は10段階あって、主に
- 個人情報
- パスポート情報
- スウェーデン渡航日程
- 動機文
- 必要書類の添付
などの内容ですが、途中保存も可能なので数日に分けて準備して提出することもできます。
オンラインでの申請行程や英語の解説、注意点などは別記事にまとめる予定です。
スウェーデンのワーホリ情報をチェック
スウェーデンのワーホリ情報は
の公式HPで確認することができます。
ワーホリに関する申請条件や申請方法などは予告なしに変更されていることが多々あるので、申請前にスウェーデン移民局へ確認することをおすすめします。
駐日スウェーデン大使館
住所 | 〒106-0032東京都港区六本木1-10-3-100 |
開館時間/ビザ申請受付時間 | 月~金 9:30~12:30 |
電話番号 | +81 3 5562 5050 |
メールアドレス(広報部) | ambassaden.tokyo@gov.se |
公式サイト | 駐日スウェーデン大使館 |
ワーホリビザに関しての問い合わせや対応は基本的にスウェーデン移民局へ確認が必要で、スウェーデン大使館による対応はしていません。
ただし、今後ワーホリに関する情報が大使館の公式ホームページで記載されることもあるかと思うので、随時チェックしておくことをおすすめします。
参考ブログ
今回、参考にさせていただいたブログをご紹介します。
スウェーデン留学のビザ申請に関する情報や、ヨーロッパ旅行の記事などを書かれています。
留学ビザを申請するにあたっての注意点など体験談を元に細かく記載してくださっていて、非常に分かりやすく参考にさせていただきました。
こちらのブログはビザに関する情報だけでなく、北欧の教育制度や経済・政治など幅広く書かれています。
興味をそそる記事が多く、とても勉強になるので北欧に興味がある方はぜひ読んでいただきたいです。
スウェーデンのワーホリ情報を発信されているkiyoさん( @H3k52w5w78 )は、現在ビザ申請をして結果待ち(2020年7月現在)とのことです。
細かな疑問点や情報など、スウェーデン移民局に問い合わせた内容も記載されているのでとても参考になりますよ!
ちなみに、私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。
▶くろ@ワーホリブロガー(@kuro_holi)
スウェーデンへの渡航・チケットの手配
2020年3月段階で日本からスウェーデンへの直行便は就航していないので、ヨーロッパの都市などで乗り継いでの渡航となります。
日本からの所要時間は、航空会社や乗り継ぎにもよりますが約12~15時間ほどです。
渡航日や乗り継ぎ便にした場合で料金が大きく変わってくるので、まずはスカイスキャナーのようなチケット比較サイトで検索をして自分に合った計画を立ててみてださい。
2020年6月以降の渡航を予定している方は、6月6日~10月24日までの期間限定でANAから東京(羽田)~スウェーデンのストックホルムへの直行便が就航されるのでそちらも候補に入れてみてください。
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
NH221 | 東京(羽田)09:40 | ストックホルム 13:00 |
NH222 | ストックホルム 14:20 | 東京(羽田)07:10(翌日) |
最初の滞在先が決まっていない方はAgodaで予約が便利!
お得なキャンペーンやクーポンが豊富なことで有名なAgodaは、ホテル+航空券のセット非常にお得です!
渡航先で検索するとおすすめで提案してくれるので、もし興味がある方はぜひAgodaでチェックしてみてください!
スウェーデンのワーホリ申請まとめ
今回は、スウェーデンのワーホリの申請方法や流れについて解説しました。
調べてみた感想は、必要書類が少なくオンライン申請ができるので申請行程はとても楽そうだなと思いました。
しかしスウェーデンのワーホリビザ申請は受付が開始したばかりで、情報が全然なく本当にこんなに簡単で許可が下りるのかと少し不安になります。
さらにワーホリに関することは大使館ではなくスウェーデンの移民局が対応しているので、英語やスウェーデン語での問い合わせが必要で面倒な部分もあります。
なので今後も、提出書類の預金残高や健康保険に関する注意点など情報が入り次第どんどん更新していきます。
北欧でワーホリが可能な国
2020年3月現在北欧でワーホリが可能な国は、
- スウェーデン
- デンマーク
- アイスランド
- ノルウェー
- リトアニア
- エストニア
の6か国です。
もし興味があれば北欧ワーホリのまとめ記事で簡単な申請条件をまとめています。
エストニアは2020年3月11日から申請受付がスタートしましたが、詳細はまだ公表されていません。エストニアのワーホリに関して現在公開されている申請条件についてこちらの記事で解説しています。
参考になった場合はクリックをお願いします。
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