【リトアニアのワーホリ情報まとめ】中世ヨーロッパの歴史好きにおすすめ

こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。

2019年4月からリトアニアのワーキングホリデーが開始しましたね!

でも、あまり馴染みがない国名なので「リトアニアってどこ?」「どんな国?」と思う方もいるのでは。

実は私もワーホリ開始の発表があってから、リトアニアについて調べるようになったくらいです。

でも調べてみると、ヨーロッパ好きにはたまらない魅力がいっぱいの国だったんです。

なので今回は、ワーホリ申請条件と一緒にリトアニアの基本情報や魅力を分かりやすく記事にまとめてみました。

「ヨーロッパでのワーホリに興味があるけど行先が決まっていない」という方には特に読んでいただきたいです!

5分ほどで簡単に読めるので、ぜひご一読を。

リトアニアの基本情報

参考:リトアニアと周辺国の地図 – 旅行のとも、ZenTech

リトアニアはヨーロッパの東、ロシアの西隣に位置している国。

面積は北海道の約8割ほどの大きさで、国土の30%以上が森林に囲まれています。

公用語はリトアニア語ですが1990年にソ連から独立したことから、人口の約8割がロシア語を話すことができます。

リトアニアはバルト3国のひとつ

参考:バルト、 美しき伝統文化の国々 | 北欧旅行フィンツアー

リトアニアはバルト3国のひとつとして知られています。

バルト3国とは、

  • エストニア
  • ラトビア
  • リトアニア

の3か国のことを言います。

実はこの3国は民族や言語、宗教や歴史がすべてバラバラ。

それでも「バルト3国」と一括りで呼ばれている理由は、ロシアからの独立年や独立運動など歴史的背景からだそうです。

ちなみに同じバルト3国のエストニアと2019年11月、新たに「ワーキングホリデー口上書の交換」が行われました。

ワーホリの導入は2020年3月を予定しています。

エストニアのワーホリに関して現在公開されている申請条件についてこちらの記事で解説しています。

【エストニアでワーホリ】2020年3月導入予定!申請条件や国の特徴をまとめました

バルト3国は2017年から北欧に

世界地図ポスター|北欧・アイスランドHotdogger-プラス

バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)は、2017年国連によって正式に東欧から北欧へ変更されました

The UN has changed the status of Estonia, Latvia and Lithuania from Eastern European countries to the states of Northern Europe, 112.

参考:UN classifies Latvia, Lithuania and Estonia as Northern Europe – Jan. 09, 2017 | KyivPost | KyivPost – Ukraine’s Global Voice

リトアニアは中世ヨーロッパの雰囲気が楽しめる国

リトアニアは、中世ヨーロッパの街並みを楽しめる国。

首都ヴィリニュスにヨーロッパの中でも最大級の規模を誇る歴史地区を持つことから「小さいローマ」とも呼ばれています。

国内で世界文化遺産に登録されているのは、

  • ビリニュス旧市街
  • クルシュー砂州
  • ケルナヴェ古代遺跡
  • シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

の4か所。

数多くの建造物や美しい街並みから中世ヨーロッパの雰囲気を味わうことができます。

北欧とは思えない物価の安さ

リトアニアの物価はバルト3国の中で最も安く、日本の約半分くらい。

酪農がさかんなことから、特に乳製品がすごく安いです。

首都のヴィリニュスなど観光客向けに料金設定が高い地区もありますが、観光地を少し離れると安さを実感できるかと思います。

ただ、2015年1月にユーロを導入してからだんだんと物価は上昇気味です。

物価一覧

通貨はユーロ(€で表記)、€1=約120円(2019年11月現在)で計算しています。

ホステル(1泊)€8.3~25(約1,000~3,000円)
タクシー初乗り(ヴィリニュス)€1(約120円)
トラム・バス(同じ市内)一律€1(約120円)
レストラン(ランチ1食)€4(約480円)~
レストラン(ディナー1食)€8(約960円)~
水1.5L €0.6〜€1(約72〜120円)
牛乳1L€0.7(約84円)
ビール586ml(スーパー)€0.79~(約192円)
豚肉1kg€4.05(約485円)
トマト1kg€2.6ユーロ(約312円)
ヨーグルト400g€0.5ユーロ(約60円)
チョコレート100g€0.6(約72円)~

参考:リトアニアの物価を徹底分析!旅行前に知っておきたい6つの価格《食事・ホテル代・乗り物等》 ~ ブラジル夫とこどもと世界を旅するmariのオハヨーツーリズム

治安と社会状況

リトアニアはヨーロッパの中でも比較的治安の良い国だと言えます。

2019年11月現在、外務省の海外安全HPでは危険情報や危険レベルの設定もありません。

キャッシュレスで現金を持つ人が少ないことや、人口減少により年々犯罪率が下がりつつあります。

それでもやはり都市部や観光地ではスリや置き引きなどの窃盗には注意が必要。

特にアジア人は珍しくて目立つので、ブランド品などは持ち歩かない方が良さそうです。

人口減少や若者流出問題の改善に積極的な国

近年、リトアニアでは外資系企業がどんどん増えています。

その理由は、人口減少の問題を解決するために海外から人を集める取り組みをしているから。

政府が国内7都市を経済自由特区を設置し、法人税0%(最初の10年間)や配当税と固定資産税を永久に0%にするなど積極的な政策を行っています。

その影響もありUberやGoogleなど外資系企業がリトアニアへオフィスを持ち始めるなど、どんどん国際化が進んでいます。

このように海外から人を集めたり、若者が自国で働きたいと思う環境づくりを進めている魅力的な国です!

私が思うリトアニアワーホリのメリットとデメリット

リトアニアの情報を調べていて思った、

  • メリット
  • デメリット

について個人的な意見ですが、ご紹介します。

メリット①ワーホリ生活を満喫できる

1つめのメリットは北欧なのに、物価が安いから生活費の心配が少ない!です。

北欧ワーホリはどこも価が高いので、自炊をして節約をしないと生活できないことがほとんど。

その点リトアニアの特徴でもある物価の安さで、外食や国内旅行、バルト3国横断旅行など思いっきりヨーロッパを満喫することができます。

メリット②ビールが安い!美味しい!

2つめのメリットは、安く美味しいビールが飲める!です。

リトアニアは世界的にみてもビール消費量の高い国、つまりお酒が大好きな国。

毎年5月には「Tallinn Craft Beer Weekend」というバルト海で最大級の国際的なクラフトビール祭りが開催されるほどです。

そんなリトアニアはビール生産国としても栄えていて、醸造所が国内に70箇所以上あります。

実はリトアニアでアルコール類は値段が高い部類に入りますが、スーパーで買うと200円以下、バーやレストランで飲んでも300円という安さ!

お酒好きでワーホリを検討している方に特におすすめの国です。

デメリット:英語力の成長が期待できないかも

リトアニアの公用語はリトアニア語のため、ワーホリ生活で想像を超えるような英語力の成長はできないかと思います

もちろん若い人を中心に英語を話せる人もいますが、市場や地元スーパーなどではリトアニア語が一般的です。

なので英語ではなく、他の目的を持って渡航することをおすすめします。

歴史的建造物が好きな人におすすめ

参考:死ぬまでに行きたい!世界の絶景

十字架の丘(リトアニア・シャウレイ)

リトアニアワーホリでは、ヨーロッパの歴史やカトリックについて知ることのできる国だと思います。

リトアニアの人口約79%がローマ・カトリックを信仰していることもあり、国中に教会や聖堂が点在しています。

ヨーロッパ最大の面積を誇る旧市街には、

  • ゴシック
  • ルネッサンス
  • バロック

などの美しい建造物がたくさん。

こういった環境の中で生活していると、自然と歴史や宗教などを身近に感じ学ぶことができるのではないかと思います。

リトアニアのワーホリ申請の概要

参考:海外旅行情報 エイビーロード
世界ユネスコ文化遺産に登録されている首都ヴィリニュス旧市街の聖アンナ教会
項目概要
年齢制限18~30歳 ※申請時の年齢
滞在可能期間1年間
ビザ発給人数100人
就学可能期間明記なし
就労可能期間明記なし

2019年4月に日本とワーキングホリデー協定を結んだばかりのリトアニア。

ビザ申請の手数料はかかりません。

まだ開始したばかりなので人気度は不明ですが、ビザ発給人数が100人と制限があるので早めに準備しておきたいですね。

リトアニアのワーホリ情報はここから

リトアニアのワーホリ情報は、駐日リトアニア大使館で確認することができます。

2019年4月にワーホリを開始したばかりなので、申請方法に関してはあまり情報がありません。

駐日リトアニア大使館から公式発表されているワーホリ申請方法を元にこちらの記事で解説しています。

【リトアニアワーホリ】ビザ申請方法を詳しく解説

私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。

リトアニア以外の北欧でワーホリが可能な国

2019年11月現在リトアニア以外に北欧でワーホリが可能な国は、

  • デンマーク
  • アイスランド
  • スウェーデン
  • ノルウェー

の4か国です。

この中で、スウェーデンは2019年8月に締結されたばかりなので正式な申請条件は発表されていません。

スウェーデン以外はすでにワーホリが開始しているので、もし興味があれば北欧ワーホリのまとめ記事で簡単な申請条件をまとめています。

【2019年最新】北欧でワーホリが可能な国と条件

スウェーデンワーホリに関しては、以前「受付は遅くても2020年2月には開始するのでは」など、受付開始時期や申請条件の予想を記事にしています。

スウェーデンとのワーキングホリデーが開始!「今後の流れ」はこうなる!

ノルウェーワーホリは2013年初期から申請方法が変更になりました。

変更点について詳しく解説している記事はこちらです。

【ノルウェーワーホリ】ビザ申請~申請方法の変更点5つを徹底解説~

まとめ

今回は、リトアニアのワーホリ申請条件と国について簡単にまとめました。

おすすめポイントは、

  • 物価が安い
  • 中世ヨーロッパの街並みが素敵

の2つ。

北欧ヨーロッパのワーホリは人気ですが、ワーホリ費用が高くなってしまうのが欠点ですが、リトアニアは物価が安く、中世ヨーロッパの雰囲気も味わえるのでおすすめ!

さらにワーホリがスタートしたばかりなので、日本人が少ない環境で生活することができます。

ただ、ビザ発給人数が100人と制限があるので申請時期には要注意です!

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