こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。
2019年11月12日、外務省の発表で新たにエストニアとのワーキングホリデー口上書が交換されましたね。
正式なワーホリ制度の導入は2020年3月11日を予定されています。
もしこの協定が順調に導入されると、2020年には北欧でワーホリができる国は8か国中6か国に!
エストニアとのワーホリ制度が来年の3月に導入予定ということで、現在(2019年11月)公開されているエストニアワーホリの申請条件や国情報を簡単に記事にまとめました。
5分ほどで簡単に読めるので、ぜひ読んでみてください。
目次をクリック
エストニアの基本情報
エストニアはフィンランドの南、バルト海に面するところにある人口約132万人の国。
バルト3国に含まれ、2017年には北欧の仲間入りを果たしました。
比較的四季がはっきりしていて、北欧の中でも穏やかな気候を楽しむことができる国です!
エストニアはフィンランドの南にあるバルト3国に含まれています。
バルト3国はバルト海に面している国の、
- エストニア
- ラトビア
- リトアニア
の3か国のことを言います。
バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)は、2017年に国連によって正式に東欧から北欧へ変更されました。
The UN has changed the status of Estonia, Latvia and Lithuania from Eastern European countries to the states of Northern Europe, 112.
参考:UN classifies Latvia, Lithuania and Estonia as Northern Europe – Jan. 09, 2017 | KyivPost | KyivPost – Ukraine’s Global Voice
北欧に含まれるのは、
国 | ワーホリ協定 |
ノルウェー | 2013年から |
デンマーク | 2007年から |
アイスランド | 2018年から |
フィンランド | 交渉中 |
スウェーデン | 2019年11月に署名 |
リトアニア | 2019年4月から |
ラトビア | 交渉中 |
エストニア | 2020年3月から |
の全部で8か国。
エストニアは、IT先進国として有名な国で「ヨーロッパのシリコンバレー」と呼ばれることもあります。
例えば、世界で初めて国政選挙を電子投票で実施したことや、
- 行政サービスの99%電子化
- デジタル国民IDの普及率98%
- 電子処方せんの普及
などITに関しては世界でもトップレベルです。
他にも、
- オンライン通話アプリ「Skype」
- タクシー配車アプリ「Taxify」
など有名な便利ツールを開発したことでも有名です。
現在(2019年11月)も、エストニアは世界最先端の電子国家として世界から注目を集めています。
エストニアの物価は、日本と比べて少し安いくらいですが、物価が世界トップクラスの北欧ではかなりリーズナブル。
ただバルト3国の他の中だと、エストニアはフィンランドの影響を受けているので物価が高い方に分類されます。
エストニアの通貨はユーロ(2019年11月現在 1EUR=120.03円)で、チップの風習はありません。
ホステル(1泊) | EUR 8.3~25(約1,000~3,000円) |
タクシー初乗り料金 | 最大5.5ユーロ(約660円) |
カジュアルなレストラン(1食) | EUR 8.3~16.6(約1,000~2,000円) |
水1.5L | 0.6ユーロ〜1ユーロ(約72〜120円) |
牛乳2L | 1.45ユーロ(約174円) |
エストニアビール(Saku)500ml | 1.6ユーロ(約192円) |
豚肉1kg | 5.99ユーロ(約719円) |
トマト1kg | 1.79ユーロ(約215円) |
スライスチーズスライスチーズ500g | 3.99ユーロ(約479円) |
チョコレート100g | 1.39ユーロ(約166円) |
参考:エストニアの物価を徹底分析!旅行前に知っておきたい6つの価格《食事・ホテル代・乗り物等》 ~ ブラジル夫とこどもと世界を旅するmariのオハヨーツーリズム
私が思うエストニアへのワーホリのメリットとデメリット
エストニアの情報を調べていて思った、
- メリット
- デメリット
について個人的な意見ですが、ご紹介します。
エストニアを調べて個人的に思ったメリットは、
- どこでもノマドワークができる
- エストニア在住の日本人が少ない
の2つ。
首都タリンでは特に英語で不便なくコミュニケーションがとれますが、日本ではまだまだ留学先としての知名度がそこまで高くありません。
なので「英語学習をしたいけど、日本人が少ない場所がいい」という方にはぴったりかと。
さらにエストニアはIT先進国ということもあり、カフェはもちろん公園などいたるところでWi-Fiの使用が可能。
ノマドワークをしながらワーホリをしたいという方にもおすすめできる国です!
エストニアへのワーホリのデメリットは、
- 言語問題
- お酒の付き合い
の2つです。
まず、エストニアの言語について。
公用語はエストニア語とされていますが、ソ連に何度も併合された歴史的背景もあり、地域によってはロシア語を話す方もいます。
中にはロシア語の使用を好まない方や、ロシア語しか話せないという方も。
もし英語以外の言語を覚えてきた時に、こういう歴史や現状を理解した上で話さないといけないので注意が必要です。
そしてお酒の付き合いに関して。
エストニアは世界でもアルコール消費量が多いと言われ、ビールやウォッカを好んで飲みます。
お酒好きにはこの上ない情報ですが、お酒が苦手な人とってはあまりおすすめできないポイントです。
エストニアへのワーホリを申請するには
エストニアのワーホリ申請受付はまだ開始していません。
正式なワーホリ導入予定は2020年3月11日です。
現在公開されている申請条件は、
- 年齢制限
- 滞在可能期間
の2つだけ。
これ以外の申請条件や方法は、今後決めていくようです。
エストニアとの正式なワーキングホリデー開始は、2020年3月11日を予定されています。
エストニアとの間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換令和元年11月13日
3 この制度は,令和2年3月11日から導入される予定です。
[参考]
(2)エストニアは,我が国がワーキング・ホリデー制度を導入する25番目の国又は地域となる予定である。
。参考:エストニアとの間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換 | 外務省
2019年11月12日に外務省から「エストニアとのワーキングホリデー口上書の交換」が発表されました。
このまま交渉が順調に行けば、2020年3月にエストニアが日本のワーキングホリデー協定国の25か国目になります。
ワーキングホリデーの締結に関しては外務省HPから確認できます。
項目 | 概要 |
年齢制限 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間 | 1年間 |
ビザ発給人数 | 明記なし |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
現在公開されている申請条件は、
- 年齢制限
- 滞在可能期間
の2つのみ。
今後、ビザ発給人数や就学・就労期間、申請方法など詳細を決定していくようです。
エストニアワーホリの情報は、
などから決定され次第発表あるいは更新を確認することができます。
エストニア以外の北欧ワーホリ情報
2019年11月現在エストニア以外に北欧でワーホリが可能な国は、
- ノルウェー
- デンマーク
- アイスランド
- スウェーデン
- リトアニア
の5か国です。
この中で、スウェーデンはエストニアと同様に締結されたばかりなので正式な申請条件は発表されていません。
この2か国以外はすでにワーホリが開始しているので、もし興味があれば北欧ワーホリのまとめ記事で簡単な申請条件をまとめています。
【2019年最新】北欧でワーホリが可能な国と条件スウェーデンワーホリに関しては、以前「受付は遅くても2020年2月には開始するのでは」など、受付開始時期や申請条件の予想を記事にしています。
スウェーデンとのワーキングホリデーが開始!「今後の流れ」はこうなる! まとめ
今回は、エストニアのワーホリについて書いてみました。
ポイントは、
- 2020年3月11日導入の予定
- 公開されている条件は年齢制限と滞在可能期間のみ
- まだエストニア在住の日本人は少ない
の3つです。
正式に協定が結ばれたわけではありませんが、導入予定日も決まっているので安心ですね。
英語留学をしている日本人はまだ少ないようなので、「ワーホリ先で日本語を話したくない」という人にはぴったりかも。
今後、申請条件や方法が発表され次第更新します。
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