こんにちは、くろです。
知っている方も多いと思いますが、香港は家賃が高くて有名です。実際に私も手頃な家賃の部屋を見つけるのにすごく苦労しました。
香港以外のワーキングホリデーや留学でも、住居費はなるべく抑えたいですよね。
そこで私がおすすめしたいのはCo-living(コリビング)という、シェアハウス兼ワークスペース形式の物件です。
今回の記事では、これから物件探しを始める人、引っ越しを考えてる人のために、私が香港滞在中に住んだコリビング物件を紹介したいと思います。
家賃も1人暮らしより抑えれるし、友達もできたりするのでおすすめですよ!
5分でさっと読めるようにまとめたので、ぜひ読んでみてください。
目次をクリック
コリビング(Co-living)とは共同スペースのある家
コリビングとは「コミュニティ」重視の、「シェアハウス」と「コワーキングスペース」を一体化させた住職一体型の施設のことです。
2010年代の後半から海外で登場したコリビングは、ニューヨークやロンドンなどで人気を集め、日本でもいくつかのコリビングが開かれるようになりました。
参考:コリビングって何?海外で流行る、住職一体型のハイブリッドシェアハウス | スミカマガジン | SuMiKa
コリビングの大きな特徴は、
- スペースの共有
- ワーキングスペースがある
- コミュニティを重要視
などなど。
このサービスは、国ごとにそれぞれ概念やスタイルの違いがあります。
- アメリカの場合は物価の高い都市が多く、家賃が高額(10~30万円)
- 日本の場合は空き家や古民家などを再利用し、リーズナブル。
など様々です。
スペースの共有
コリビングではシェアハウスと同様に、キッチンやリビング、部屋によってはシャワーやトイレも共有で利用します。
豪華なところだと、施設内にジムや図書館、映画館などが設けられている施設も。
寝るときは個室の部屋があるので、プライベート空間はきちんと用意されています。
家具が備え付けなので、入居後すぐに生活をスタートできるのがコリビング施設です。
ワーキングスペース
シェアハウスとコリビングが大きく異なる点は、十分なワーキングスペースが設けられているところです。
ワーキングスペースは、共同で使うリビングとは違って、仕事や打合せなどができるような広めの作業スペースになっていて、居住者同士の交流から新たなプロジェクトやビジネスが生まれたりもするそうです。
コミュニティを重要視
コリビングで重要視されているのは、居住者同士の交流。
施設によっては定期的にイベントを開催して、交流を促したりします。
映画鑑賞やヨガ、食事会などの交流を通してビジネスや人間関係を広げることができます。
香港のコリビング(Co-living)の特徴
香港のコリビングは、
- 家賃を抑えるための居住施設
- ワーキングスペース目的の居住者はほとんどいない
- シェアハウスに近い環境
という3つの特徴があると実際に住んでみて思いました。
香港では近年、内装をリフォームしてコリビングとして運営する施設が増えていますが、「フリーランスの交流」というよりは「家賃の安さ」が重要視されている施設だなという感想です。
家賃を抑えるための居住施設(香港の相場で)
香港でコリビングへ入居する人の目的は、家賃を抑えること。
香港は家賃が非常に高いので、1人暮らしは年齢関係なく非常に難しいです。
香港内でも場所によって違いはありますが、シェアハウスでも日本の1人暮らしに値するほどの料金設定がほとんど。
香港での1人暮らしは本当にお金がかかります。
コリビングでは中国人の学生や、現地採用で仕事をしている人など、様々な年齢の方がいましたが、「比較的安く住めるから入居している」という理由が多いようでした。
ワーキングスペース目的の居住者はほとんどいない
香港コリビング入居者の大半が「家賃の安さ」目的なので、「ワーキングスペースを活用したい」という人はほぼいなかったように思います。
実際にワーキングスペースは、学生が週末だけ勉強で利用したり、施設運営のミーティングルームとして利用されるくらいでした。
逆に言うと、フリーランスやノマドワーカーの方だったら平日は特使い放題なので良いかもしれません。
シェアハウスに近い
香港のコリビングは、大型のシェアハウスみたいな雰囲気なので、「ビジネスパートナーが見つかる!」というのは期待できません。
しかし、食事を作って一緒に食べたり、月ごとのイベントに参加したり、語学の勉強会を開いたりといった交流が多く、「友達を作りたい」「家賃を抑えたい」という方におすすめです。
香港のCo-living物件①M3 Community(立方國際青年社區)
家賃 | HKD5000~(部屋によって異なる) |
家賃の日割り計算 | あり |
仮契約 | 家賃1か月分(最初月に充当) |
本契約(デポジット) | 家賃2か月分(退去時、払い戻し) |
契約期間 | 6か月(ミニマムステイ) |
家賃の内訳 | 部屋代、Wi-Fi、水道、電気、ガス、共有スペースの掃除代 |
家賃以外の諸費用 | 洗濯機、乾燥機使用代 |
M3 Community(立方国際青年社区)は香港の、
- 尖沙咀
- 太子
- 深水埗
の3箇所にあるコリビング施設です。
最低6か月から契約が可能で、キッチンとリビングは共有。
シャワーとトイレは施設や部屋によって、共有あるいは備え付けかどうか変わります。
ワーキングスペースも十分確保されているので、勉強やパソコン作業にも困りません。
ただ、同じ施設内でもそれぞれ部屋の広さや料金が違うので、見学してから契約することをおすすめします。
M3 International Youth Community 立方国际青年社区|Coliving.hk
M3 Communityに住んでみた感想
私は2019年2月よりM3 Community深水埗(シャムスイポー)店に、6か月契約で入居しました。
M3 Community はまさに香港らしい シェアハウス感満載 のコリビング施設。
2月の旧正月は、中国人の人たちと共有のリビングで映画を見ながら水餃子を食べたり、語学交換をしたり…
広いリビングススペースで、月ごとのイベントが開催されるので、友達を作りやすい環境だったように思います。
M3 Communityは、香港で「フリーランス活動」というよりも「友達を作りたい人」におすすめのコリビング施設です。
香港のCo-living物件② Apple Dorm(苹果宿舍)
家賃 | HKD3500~(部屋によって異なる) |
家賃の日割り計算 | なし |
仮契約 | 家賃1か月分(最初月に充当) |
本契約(デポジット) | 家賃1か月分(退去時、払い戻し) |
契約期間 | 1か月(ミニマムステイ) |
家賃内訳 | 部屋代、Wi-Fi、水道、電気、ガス、共有スペースの掃除、管理費 |
家賃以外の諸費用 | 洗濯機、乾燥機の使用代(オクトパス) |
ホテル宿泊費 | HKD80~/1泊(ドミトリー) 【安すぎですよね…ホテル利用した日本人の口コミを見る限り、接客や部屋の綺麗さはあまり期待しない方がいいみたいです】 |
Apple Dormは香港の、
- 深水埗
- 西宮盤
の2箇所にあるホテルとしても利用可能なコリビング施設。
こちらは最低1か月からの契約が可能。
部屋の種類は、ロフトベッドかフラットベッドの2種類で、階層や部屋の種類で料金が変動します。
キッチンはありませんが、各階に冷蔵庫や電子レンジ、ポットが置かれているスペースが用意されています。
Apple Dormに住んでみた感想
Apple Dormの特徴は何といっても家賃の安さと契約が1か月から可能というフレキシブルさ!一番安い部屋でHKD3500(約48,500円)と香港内でもずば抜けてお得でした。
内見せずに部屋探しサイトの写真だけで決めたので、
- エアコンが部屋にない
- キッチンがない
- エレベーターがない
など、少し後悔した部分もあります。
エレベーターがないので住む階層によっては引っ越しがかなり大変…
さらに、キッチンがないので「食事を一緒に作って食べる」というパターンの交流方法もできません。
エアコンに関しては、廊下のエアコンが24時間動いているので夏場でも涼しかったです!
実際は、住めば都といったところ。
物件の場所や部屋の種類、階層によって金額や条件が変わってくるのでもし興味がある方はぜひApple Dorm 苹果宿舍を覗いてみてください!
香港でCo-livingの物件を探す方法
私がこの2つの施設を見つけるのに使った部屋探しサイトは、
- 28Hse
- Roomgo
- 港漂圏
- 香港掲示板 クラシファイド
- Mix B
の5つ。
部屋探しサイトに関しては、こちらの記事に詳しくまとめています。
ぜひ読んでみてください。
香港の部屋探しにおすすめの物件サイト5選(ワーホリ・短期滞在向け)また、香港のコリビング専門のサイトCoiving.hk もあるので、そちらも使ってみてください。
まとめ
以上、今回は香港ワーホリ中に住んだコリビングを紹介しました。
実際に香港のコリビングに住んでみて、
- 家賃を抑えることができる施設
- フリーランスの人はあまりいない
- シェアハウスみたい
という3つの特徴を解説しました。
最近流行りのコリビングに住んでみましたが、香港のコリビングはシェアハウスみたいでした。
でも、家賃を抑えることができて友達もできたので結果オーライかなと!
もし興味がある方はぜひ、参考にしてみてください。
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