こんにちは、ギリホリ中のくろ(@kuro_holi)です。
ポーランドのワーキングホリデーが開始して4年以上経ちました。
最近ポーランドはノマドワークに最適の国として注目されているのをご存じですか?
正直、まだ日本では馴染みのないポーランドですがノマド以外にも魅力いっぱいの国なんです!
「ポーランドってどこ?」や「どんな国?」と思う方もいるのでは。
実は私もポーランドの場所すら知りませんでした。
そこで今回は、ワーホリ申請条件と一緒にポーランドの基本情報や魅力を分かりやすく記事にまとめました。
「ヨーロッパでのワーホリに興味があるけど行先が決まっていない」という方には特に読んでいただきたいです!
5分ほどで簡単に読めるので、ぜひご一読を。
すでにポーランドへのワーホリ申請を予定されている方は、こちらの記事でビザ申請の流れや必要な書類を分かりやすく解説しています。
申請内容に変更の多い国なので、準備にとりかかる前にぜひ読んでみてください。
【ポーランドのワーホリ】ビザ申請~変更点6つを徹底解説~目次をクリック
ポーランドの基本情報
ポーランドは東ヨーロッパのバルト海に面していて、7か国と隣接している国です。
面積はヨーロッパの中でも比較的大きい方で、日本の約4/5くらいで人口は3,840万人でEU加盟国の中で5番目。
公用語は世界でも難しいとされるポーランド語、英語は若い人を中心に話すことができますが年齢や場所によっては全く話せない場合も多いです。
日本で馴染みのあるワードだと音楽家のショパンや女性物理学者のキュリー夫人の出身国であり、ここ最近ではサッカーが強いことでも有名です。
ポーランドは冬の寒さが非常に厳しい国と思われがちです。
しかし、実際は冬の平均気温が7~10度くらいで最低気温になったとしても北海道と変わらないくらい。
つまり北欧諸国に比べると、日本人にとってとても過ごしやすい気候だと言えます。
また、夏には30度を超えるカラっとした陽気になるなど意外にも四季がはっきりとあります。
特に近年の温暖化の影響で、35度を超えたりする日もあるので温度事態は日本と変わらないくらい。
むしろポーランドの方が湿度が低いので、日本特有のジメジメした暑さにはならず快適に過ごすことができます。
ポーランドといえば、世界遺産にも登録されているワルシャワ歴史地区が有名ですよね。
今はおとぎの国と言われていますが、華やかな時代と苦難をたくさん経験してきた国でもあります。
かつてヨーロッパ最強とも言われたポーランドは、中世に大きな領土を誇り黄金時代を迎えました。
しかし第2次世界大戦ではナチス・ドイツに支配され、多くの建造物が燃やされました。
現在も各都市にはヴァヴェル城や旧市街、アウシュビッツの収容所など歴史的建造物が残っていますが全てこれらの歴史を経験しています。
こういった歴史的背景を知ると、教科書からでは分からないことが現地で学べる国だとも言えます。
ヨーロッパとは思えない物価
ポーランドの物価は日本に比べてやや安いです。
特に農業国ということもあり、国内産の野菜や果物を選んで食べていれば我慢しなくても1か月の食費を2万円以下に抑えることは簡単です。
ポーランドの通貨はズウォティ(PLNで表記)と補助通貨のグロシュ(grosz)、消費税は一部の食品や教材を除いて23%掛かります。
しかしもともと物価が安いので、日本の半分くらいの感覚。
チップは普段の生活では支払う文化はありません。
ただ、高級レストラン等では満足度によって合計金額の10%の額を渡すのがマナーです。
1PLN=約28.08円(2019年12月現在)で計算しています。
ホステル(1泊) | 30~100PLN(約842~2,808円) |
タクシー初乗り(ヴィリニュス) | 6~8PLN(約168~225円) |
トラム・バス(同じ市内) | 20分3.4PLN(約100円) |
レストラン(ランチ1食) | 20~30PLN(約562~842円) |
レストラン(ディナー1食) | 70PLN~(約1,965円~) |
鶏肉1羽 | 13PLN(約365円) |
じゃがいも1kg | 1PLN(約28円) |
りんご1個 | 0.8PLN(約22円) |
チーズ100g | 2PLN(約56円) |
はちみつ1kg | 40PLN(約1,123円) |
参考:ポーランド生活には1ヶ月いくら必要?ポーランドの物価について | Guanxi Times [グアンシータイムス]
ポーランドはいずれの都市にも、バスやトラム(路面電車)の公共交通機関が充実しているのでとても便利。
またバスやトラムは15PLN(約421円)で1日乗り放題できるチケットの購入がおすすめ。
ワルシャワ市内だと20分間の乗車チケットが3.4PLN(約100円)なので、市内を観光する場合は特に1日乗り放題チケットがお得です!
治安と社会状況
ポーランドの治安が良く、経済状況も安定している国です。
しかし、ポーランドではアジア人は珍しく目立つ傾向にあるので、観光地などではスリなどに十分気を付ける必要があります。
ポーランドの治安は良く、夜出歩いても問題のないくらいです。
外務省からの注意喚起もなく、現在までテロ等の発生報告もありません。
ただどうしてもアジア人は珍しいので、嫌でも目立ってしまう傾向にあります。
特に観光地や交通機関などでは派手な恰好やブランド品を持ち歩いて、スリや強盗の恰好の的にならないよう気を付ける必要があります。
,国際的テロ組織の関連組織の活動は確認されていません。当地治安機関は,国内にテロ脅威は存在しないとしており,平時の国内のテロ脅威レベルを最低ランクのゼロと評価しています。更新日 2019年01月18日
参考:海外安全ホームページ: テロ・誘拐情勢
経済状況は2000年代以降、マイナス成長になったことがなくEU加盟国の中で唯一経済成長をし続けている国です。
輸出業がさかんで、特に隣接するドイツとの関わりや自動車の部品の輸出などで経済が安定しています。
ただ近年の問題としては地方の人手不足が深刻化していますが、ウクライナ人の出稼ぎや外国人労働者の雇用で少しずつ緩和しているようです。
私が思うポーランドワーホリのメリットとデメリット
リトアニアの情報を調べていて思った、
- メリット
- デメリット
について個人的な意見ですが、ご紹介します。
ポーランドは、首都を避ければ家賃約2万円で十分暮らすことができる国。
ワーホリ民には非常に嬉しい情報ですよね。
ヨーロッパに住んでみたものの、物価が高すぎて節約する日々なんてことも…
それに比べてポーランドはヨーロッパなのに日本よりも物価は安く、首都から少し離れるだけで家賃を2万円で抑えることができます!
ポーランド国内はどこもお洒落で物価が安いので、首都ワルシャワでなくても十分楽しむことができると思います。
ポーランドは首都ワルシャワはもちろんですが、それぞれ各都市に魅力が満載です。
例えば、バルト海に面する歴史ある港町グダニスクの色鮮やかな旧市街や、340体以上のドワーフの像がある「小人の町」ヴロツワフ。
さらにポーランドの京都とされる古都クラクフではヴァヴェル城や、カジミエシュ地区にはお洒落なカフェやショップを楽しむことができます。
この他に例を挙げるとキリがないくらいポーランドには楽しめる場所がたくさん!
ワーホリの滞在期間1つの場所に留まらず、いろんな都市を周って生活するのも楽しいと思います。
ポーランドは街並みや歴史が凄いだけでなく、「ご飯が美味しい!」とも言われている美食国家でもあります。
水餃子のような見た目のピエロギやジャガイモでできたパンケーキの「プラツキ」、ポーランド版ビーフシチューの「グヤーシュ」などなど、これ以外にも名物料理がたくさん。
正直、ワーホリの記事でヨーロッパを調べていても食事のことはスルーされている場合がほとんどなんですが…
ポーランドは食事に関しては、おすすめ料理の情報がたくさんでてきました!
1年間も生活するので、食事が美味しいという情報は渡航が楽しみになりますよね。
ポーランドのワーホリビザ申請は変更頻度が高いのと細かな指定条件があります。
この4年間で変更箇所がすごく多いので申請するなら必ず自分で大使館へ問い合わせることが大事。
実際に大使館の窓口で不備の指摘されて、門前払いされたなんてこともあるようです。
申請の行程自体はワーホリ開始当初に比べると少し面倒なんですが、ビザ自体の競争率はまだ高くないので不備がなければ許可されます。
可能な限り準備時間を十分に設けることをおすすめします。
2019年12月時点でのポーランドのワーホリビザ申請に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
【ポーランドのワーホリ】ビザ申請~変更点6つを徹底解説~公用語はポーランド語なので、ワーホリ生活で想像を超えるような英語力の成長はできないかと思います。
ポーランドは英語の語学学校や物価が安いので、語学学習をするには留学費用が節約できておすすめできるポイントではあります。
しかし、年配や地方都市、市場や地元スーパーではポーランド語を話すのが一般的。
英語を話すことができない人は多いので、事前に生活で必要な最低限のポーランド語をメモして持っておいた方がいいくらい。
もちろん若い人を中心に英語を話せる人もたくさんいますが、ノルウェーやスウェーデンなどの非英語圏の国と比べると上達できないように思います。
世界からノマドワークに適した国として注目されるほどのポーランド。
その理由はコワーキングスペース数やWi-Fiなどの環境の充実度にあります。
もともと隣国などから出張や支店のオープンなどでポーランドへ訪れる人が多い影響で、コワーキングスペースも利用者もどんどん増えています。
もっとすごいのは、コワーキングスペースだけじゃないんです!
バスや電車の中でスマホの充電ができたり、駅や図書館でもWi-Fiが使えたりと非常に便利!
もちろん、カフェでもWi-Fiやコンセントが利用できる上に物価が安いので大きな出費にはなりません。
宿泊だって首都のワルシャワでもAirbnbを使えば、1泊2千円で泊まれちゃいます!
安く綺麗なホテルを転々としながら、ポーランド国内を旅するワーホリ生活も楽しそうじゃないですか?
ポーランドワーホリの基本条件
項目 | 概要 |
年齢制限 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間 | 1年間 |
ビザ発給人数 | 500人 |
就学可能期間 | 制限なし |
就労可能期間 | 制限なし |
ビザ申請料金 | 無料 |
2015年に開始したポーランドとのワーキングホリデー。
ビザの申請料金は無料、発給ビザは500人と制限はありますが英語圏に比べると競争率は低いです。
就学・就労期間に制限がないので、思う存分勉強したり働いたり(休暇の範囲内)できる国です!
ポーランドのワーホリ情報をチェック
ポーランドのワーホリ情報は、
で確認することができます。
ただこれはホームページにも記載されていることですが、ビザの最新情報に関しては大使館へ問い合わせることが1番確実な情報を得ることができる方法です。
ポーランドへの渡航・チケットの手配
ポーランドへの渡航は、2016年1月より成田から週5で直行便が就航しています。
LOTポーランド航空だと、乗り換えなくワルシャワまで11時間10分で移動することができるので時間を無駄にしたくないという人におすすめ。
ただ直行便だと往復約10万円~と高額になってしまいます。
できるだけ節約したいという場合は、アジア・中東経由が1番安く移動できる手段です。
ワーホリだと、とりあえず片道分購入でいいので安い時期だと3万円台で渡航できますよ!
気になる方は、こちらのスカイチケットの一括検索でチェックしてみてください。
ポーランド以外の東欧でワーホリが可能な国
2019年11月現在ポーランド以外に東欧でワーホリが可能な国は、
- チェコ
- ハンガリー
- スロバキア
の3か国です。
同じ東欧のスロバキアは2016年からワーキングホリデーを開始しています。
スロバキアのワーホリに関してこちらの記事でまとめています。
【スロバキアのワーホリ情報まとめ】ゆっくり過ごしたい人におすすめ北欧にも興味がある方はこちらの記事で、北欧でワーホリが可能な国をまとめています。
【2019年最新】北欧でワーホリが可能な国と条件まとめ
今回は、ポーランドのワーホリについて簡単にまとめました。
おすすめポイントは、
- 物価のおかげで充実した生活を送ることができる
- 中世の雰囲気を味わえる
- ノマドワークにぴったり
の3つ。
個人的な意見として、正直ポーランドは安くて便利でお洒落なので最強ではないかと。
ポーランド語全然できませんが、移住したい勢いです。
英語にこだわりがない人なら、ぜひワーホリや留学先の候補に入れてほしいなと思いました。
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