2016年6月から開始したスロバキアとのワーキングホリデー。
すでに3年以上経ちましたが、まだまだワーホリ情報は非常に少ないです。
そのため、「最新の申請方法がわからない」や「詳しい申請の流れを知りたい」などお困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「スロバキアのワーホリビザ」の申請の流れや必要な書類について分かりやすくまとめました。
この記事をチェックリスト代わりに利用することも可能です!
5分ほどで簡単に読めるので、ぜひ読んでみてください。
目次をクリック
スロバキアのワーホリビザ申請の概要
項目 | 概要 |
年齢制限 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間 | 1年間 |
ビザ発給人数 | 400人 |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
スロバキアのワーホリはビザ発給人数400人と制限があり、毎年1月1日より先着順。
ですが、外務省の発表している年間海外留邦人人数からすると制限人数に達していないことが分かります。
急激な人気が出ない限り1年間焦らずできます。
また、就学・就労期間に制限がないのもワーホリ生活を充実させることができるので嬉しい条件ですよね。
ワーホリビザ申請の流れと必要な書類
スロバキアのワーホリの流れと申請に必要な書類をまとめました。
申請に必要な書類は9セット、すべて英文あるいはスロバキア語で準備しなければいけません。
申請書類の提出は、郵送不可なので必ず大使館へ本人が訪問する必要があります。
スロバキアのビザ申請に関しては、非常に情報が少なく変更等されている可能性があるので申請準備を始める前に必ず大使館へ確認をしてください。
- 申請書類に変更がないか
- 申請書の添付
- 犯罪経歴証明書の申請に必要な発給依頼書の発行依頼
の3つは必ず問い合わせる必要があります。
犯罪経歴証明書については後ほど詳しく解説します。
申請の流れを簡単に説明すると、
- emb.tokyo@mzv.skへ申請書送付の依頼メール
- 返信メールに添付されている申請書を印刷、記入
- その他必要書類を準備
- 大使館へ電話あるいはメールで申請日を予約
- 必要書類を持って大使館で提出
- ビザ申請期間は14日以内
- 大使館か郵送でパスポートの受取り
の順番です。
スロバキアのワーホリビザは申請期間自体は14日以内と比較的早いです。
でもその分、申請書類の準備に非常に時間がかかるので準備期間は十分に確保する必要があります。
スロバキアのワーホリ申請に必要な書類をまとめました。
書類はすべて英語かスロバキア語表記で準備してください。
申請書 | メールに添付されてくる申請書を印刷、記入(英文、スロバキア語)National+Visa |
英文の宣誓書 | ・スロバキアの法令を遵守する旨を記載 ・署名したもの |
パスポート | 原本(15か月間の残効期限があること) |
写真2枚 | 3×3.5cm(申請書には貼り付けていない状態) |
預金残高証明書 | ・4,000EUR(約48万円)以上 ・3,000EUR(約36万円)以上+往復航空券を購入できるお金 上記のどちらか |
健康証明書 | 通常の健康診断+HIV検査 (法定伝染病を患っていないことが分かればOK) |
海外保険加入証明書 | ワーホリ期間をカバーしているもの死亡・疾病/傷害それぞれ30,000EUR(約360万円)以上の補償 |
犯罪経歴証明書(無犯罪証明書) | ・外務省のアポスティーユ付き ・発行日から90日以内のもの ・未開封のまま提出 |
ビザ申請料金 | 33EUR(約4,000円)の日本円 (レートを確認してください) |
日本の官公署、自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のこと。
犯罪経歴証明書の準備
犯罪経歴証明書の準備には時間がかかります。
- 警察署
- 外務省
の2箇所で申請する必要があるので、書類準備期間は十分に確保することが大事です!
犯罪経歴証明書とアポスティーユ取得の流れは、
- 住民票のある所轄警察署へ
- 警察署で必要書類提出、指紋採取
- 約2週間後に警察署で受取り(郵送不可)
- 未開封のまま外務省へ窓口か郵送にて、アポスティーユ取得申請
- 窓口申請は翌日、郵送申請は2週間以内の受取り
- 未開封のまま大使館へその他ビザ申請書類と一緒に提出
の順番。
警察署での申請時の必要書類に、「発給依頼書」が必要になるので事前に大使館へ問い合わせる必要があります。
申請に必要な書類
参考:渡航証明(犯罪経歴証明書)の申請について 警視庁
3.証明書発給の必要性が確認できる書類(注記1)
(注記1)申請者の氏名が入った大使館からの発給依頼書、招聘状、学校の合格通知、採用通知、赴任命令、雇用契約書等。要求国、理由により異なりますので事前にお問い合わせください。
上記は一部抜粋です。
警察署での申請は、各都道府県で必要な申請書類や受付時間などが異なります。
自身の住民票のある所轄警察署のホームページを必ずご確認ください。
窓口申請の場合、申請日の翌日(土日祝を除く)午前9時以降に申請した場所で受取ることができます。
申請の当日は受け取りができないので注意が必要です。
犯罪経歴証明書 | 未開封発行日より3か月以内のもの |
アポスティーユ申請書 (窓口にも用意があり) | 記入例はこちら |
身分証明書 | 運転免許証・パスポートなど公的機関が発行する顔写真付きの身分証明書 |
委任状 | 代理人申請の場合 |
返送用の封筒、レターパック(郵送で返送を希望の場合のみ) | 切手の貼付返送住所が記入されている状態 |
郵送申請の場合、所要日数は10日~2週間。
申請者本人の住所へ返却することで身分確認となるので、申請者本人以外への返送はできないので注意してください。
犯罪経歴証明書 | 未開封発行日より3か月以内のもの |
アポスティーユ申請書 (窓口にも用意があり) | 記入例はこちら |
委任状 | 代理人申請の場合 |
返送用の封筒、レターパック(郵送で返送を希望の場合のみ) | 切手の貼付返送住所が記入されている状態 |
郵送申請の場合、返送先が申請者本人の住所であることが身分確認となります。
申請者本人以外の住所へは返送できないのでご注意ください。
アポスティーユの申請書類や流れに関しては外務省のホームページからも確認できます。
外務省でアポスティーユを取得する場合、窓口と郵送から選ぶことができます。
申請場所は外務省領事局(東京)か大阪分室のどちらか。
外務省領事局(東京) | 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階外務省 領事局領事サービスセンター 証明班 |
アポスティーユ申請の受付時間 | 月-金 9:15~12:15,13:30~16:00 |
アポスティーユの受取時間 | 月-金 9:00~12:30,13:30~17:00 |
電話番号 | 03-3580-3311(代表) |
外務省大阪分室 | 〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階外務省 大阪分室証明班 |
アポスティーユ申請の受付時間 | 月-金 9:15~12:00,13:15~16:00 |
アポスティーユの受取時間 | 月-金 9:00~12:15,13:15~17:00 |
電話番号 | 03-3580-3311(代表) |
ビザ申請書類の提出
揃えたビザの申請書類は、東京にある駐日スロバキア共和国大使館へ提出します。
領事館では申請を受け付けていないので、大使館へ訪問する必要があります。
住所 | 〒106-0046 東京都港区元麻布2-11-33 |
営業時間 | 月-金 9:00~16:00(スロバキアの祝日は休館) |
電話番号 | 03-3451-2200 |
Webサイト | 東京スロバキア共和国大使館 |
申請書類は渡航3か月前から、東京のスロバキア大使館のみで受け付けています。
申請に行く前に、必ず大使館へ申請日の予約をしてください。
ビザの申請期間は14日以内とされています。
しかし、申請者の状態によっては処理時間にバラつきがあるため、ビザ申請の完了までは具体的な準備を始めないようにと大使館より注意があります。
ビザ申請完了の連絡が来てから、航空券の購入などを進める方がいいようです。
スロバキアのワーホリ情報をチェック
スロバキアのワーホリの情報は、
で確認することができます。
申請条件や申請方法など変更される可能性があるので、申請前に必ず確認してください。
スロバキアのワーホリ以外の情報も知りたい方はを参考にしてみてください。
私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。
くろ@ワーホリブロガー(@kuro_holi)
スロバキア以外の東ヨーロッパのワーホリ情報
2019年11月現在スロバキア以外に東ヨーロッパでワーホリが可能な国は、
- チェコ
- ハンガリー
- ポーランド
の3か国です。
ポーランドに隣接している国、リトアニアは2019年4月からワーホリが開始したばかり。
リトアニアのワーホリ情報はこちらで分かりやすくまとめています。
【リトアニアのワーホリ情報まとめ】中世ヨーロッパの歴史好きにおすすめリトアニアと同じバルト3国に含まれるIT国家のエストニアとのワーホリは2020年3月導入予定です。
現在(2019年11月)外務省から公開されている情報はこちらの記事で確認することができます。
【エストニアでワーホリ】2020年3月導入予定!申請条件や国の特徴をまとめましたまとめ
今回は、スロバキアワーホリの申請方法や流れについて分かりやすく解説しました。
申請に関する注意点としては、
- 準備を始める前に大使館へ問い合わせる
- 書類準備に余裕を持つ
の2つです。
スロバキアのワーホリ情報は極端に少なく、大使館も特に大きな情報発信をしていません。
なので必ず自身で現段階で申請に関して変更がないかの確認を大使館へ問い合わせてください。
また、申請書類の中には取得までに時間がかかる書類もあるので準備期間は十分に持つことをおすすめします。
参考になった場合はクリックお願いします。
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