こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。
2016年6月にスロバキアとのワーホリが開始から3年以上が経過しました。
英語圏に比べて、まだまだ留学やワーホリなどの情報が少ないです。
スロバキアのワーホリと聞いて「どんな国か」「何が有名なのか」と具体的にイメージできない人が多いのではないでしょうか。
私もスロバキアと聞いて「どこにあるんだっけ?」からでした。
そこで今回は、「スロバキアの魅力は何なのか」と「スロバキアのワーホリはどんな人におすすめか」についてまとめました。
ワーホリに興味があるけど、まだ渡航先が決まっていないという方には特に読んでいただけると嬉しいです。
5分ほどで簡単に読めるので、ぜひ読んでみてください。
すでにスロバキアのワーホリを検討されている方は、こちらの記事で申請の流れと必要な書類など詳しく解説しています。
【スロバキアのワーホリ】ビザ申請~申請方法と必要な書類を徹底解説~目次をクリック
スロバキアの基本情報
スロバキアは東ヨーロッパ、オーストリアやポーランドなど計5か国と隣接している国。
1993年に「チェコスロバキア共和国」から独立して、「スロバキア共和国」になりました。
大きさは日本の7分の1くらい、人口は540万人ほどとこじんまりしています。
スロバキア語が公用語ですが、隣接国の影響もありチェコ語、ハンガリー語、ウクライナ語、ポーランド語も聞こえてくるのだとか。
余談ですが、2016年のリオデジャネイロオリンピックのカヌー競技で銅メダルを獲得した羽根田卓也選手が14年間カヌー留学した国としても知られています。
スロバキアは、中世ヨーロッパの雰囲気が残る美しい街並みが特徴的な国です。
首都ブラチスラバの有名な観光スポットだと、
- ブラチスラバ城
- 青の教会
- ミハエル門
- ストリートアート
などなど。
こじんまりとしているので1日で十分に見て回れるとのこと。
観光地でも人が多くなく、ゆっくりとした時間を楽しむことができます。
スロバキアは四季がはっきりしていて、夏と冬の気温差が激しいです。
夏は6月上旬~9月中旬くらいまで温暖気候、それ以降は厳しい寒さになります。
特に山岳地帯は天気が荒れやすく、気温が氷点下になることも少なくないので注意が必要です。
スロバキアはヨーロッパの中では安いのですが、日本と比較すると同じくらいの物価です。
ヨーロッパ旅行している方からすると安い!となるようですが、日本から物価の安さを求めて行くと期待外れになってしまうかもしれません。
特に首都だとホテルや外食など、どうしても高くなってしまうようです。
地方に行くほど宿泊施設が少ないので、ホテルのクオリティに対して宿泊費が高いと言われるなんてこともあります。
スロバキアの通貨は、2009年に導入されたユーロ(EUR)、チップの風習はありません。
1EUR=約120.5円(2019年11月29日現在)
ホテル(1泊) | €50~(約6,000円~) |
レストラン(ランチ) | €5~(約600円~) |
レストラン(ディナー) | €8~(約965円~) |
コーラ | €1.4~(約170円~) |
ビール | €2.5~(約300~円) |
一部参考:TOPLOG
治安と社会状況
スロバキアの治安は安定していて、外務省からの危険情報も発表されていません。
ただ注意点としては、首都ブラチスラバ以外は街灯の数が少なく危ないので夜出歩くことはおすすめしません。
スロバキアは1993年に独立してからユーロを導入したり、2019年に初の女性大統領誕生など変化することに積極的な国。
経済状況は、独立してから自動車産業を中心に外資を取り入れて安定しています。
日系企業も60社ほど進出していて、そのほとんどが自動車や電機関連の会社。
このように、自動車産業を中心に経済成長率は4%近くと欧州内では最高レベルを獲得しています。
総人口は約500万人と隣国ハンガリーやチェコの約半分だが、1人あたり国民所得ではハンガリーやポーランドを追い抜き、チェコと肩を並べるに至っている。
参考:スロバキアって、あのチェコ・スロバキアのスロバキア?
私が思うスロバキアへのワーホリのメリットとデメリット
スロバキアの情報を調べていて思った、
- メリット
- デメリット
について個人的な意見ですが、ご紹介します。
スロバキアに長期滞在滞在している日本人は、外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると113人。
他国と比較すると私がワーホリしている香港は23,883人、ワーホリ人気国のカナダだと27,755人。
普通に生活しているとなかなか出会えないレベルですよね。
日本人がいない場所で過ごしたい、ゆっくりしたいという方にはおすすめです!
3か月以上で永住権を持っていない人を対象としています。
永住権を取得してスロバキアに滞在している人は含まていません。
ワーホリビザの有効期限内であれば、シェンゲン協定国は国境検査なしで遊びに行くことができます。
スロバキアの隣接国は、オーストリア・ハンガリー・チェコ・ポーランド・ウクライナ5か国。
この内シェンゲン協定国に含まれるのはオーストリア・ハンガリー・チェコ・ポーランドの4か国。
特にオーストリアのウィーンは、首都のブラチスラバから60kmほどしか離れていないので、鉄道やバスに乗れば1時間弱で移動できる距離にあります。
スロバキアの物価はオーストリアの影響を強く受けているからか、特別安いというわけではありません。
どちらかというと、お隣のチェコの方が物価は安い。
ヨーロッパの中で安さを求めるなら候補として有力ですが、一番安いというわけではないのでワーホリ前にある程度の資金集めは必要です。
語学学校へ通う以外の場面で、英語力をあげるには少し物足りない国かもしれません。
というのもスロバキアの公用語はスロバキア語。
さらに隣接国や歴史的背景から、英語よりもハンガリー語やロシア語、ドイツ語などを得意とするスロバキア人も多いようです。
普段生活している中でも、英語で会話する場面は期待できないので英語目的でスロバキアへワーホリ渡航はあまりおすすめできません。
スロバキアは自然豊かな国で、首都ブラチスラバでもそこまで観光地化が進んでいないので全体的に過ごしやすいイメージ。
ドナウ川のほとりを散歩したり、こじんまりとした旧市街でヨーロッパの街並みを堪能したり。ゆっくりした居心地のいい時間が流れています。
慌ただしい日常から離れて少し休憩したい、ゆっくり過ごせる場所で生活したいという方におすすめの国です。
スロバキアのワーホリ申請の概要
2016年6月のワーホリ開始から3年以上が経過したスロバキア。
他国のワーホリと大きく異なる点は、ビザ発給人数が400人と制限があること。
現在(2019年11月)の段階では、制限人数に達していないので焦らずビザ申請できる状態です。
2016年2月24日に日本とスロバキアは「ワーキング・ホリデー制度に関する口上書」を交換。
さらに口上書の予定通り、同年の6月1日から制度の導入がされました。
スロバキアとの間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換
参考:スロバキアとの間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換 | 外務省
1 本24日,スロバキアのブラチスラバにおいて,江川明夫駐スロバキア共和国大使及びミロスラフ・ライチャーク・スロバキア共和国副首相兼外務・欧州問題大臣(H.E.Mr. Miroslav Lajcak, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic)との間で,ワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換が行われました。
3 この制度は,6月1日から導入される予定です。
項目 | 概要 |
年齢制限 | 18~30歳 ※申請時の年齢 |
滞在可能期間 | 1年間 |
ビザ発給人数 | 400人 |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
スロバキアのワーホリはビザ発給人数400人と制限があります。
でも、外務省の発表している年間海外留邦人人数からすると制限人数に達していないことが分かります。
なので、急激な変化がない限り1年間焦らず申請することができます。
スロバキアのワーホリ情報をチェック
ノルウェーワーホリの情報は、
で確認することができます。
申請条件に関しては、。
スロバキアのワーホリ以外の情報も知りたい方はを参考にしてみてください。
私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。
▶くろ@ワーホリブロガー(@kuro_holi)
スロバキア以外の東ヨーロッパのワーホリ情報
2019年11月現在スロバキア以外に東ヨーロッパでワーホリが可能な国は、
- チェコ
- ハンガリー
- ポーランド
の3か国です。
ポーランドに隣接している国、リトアニアは2019年4月からワーホリが開始したばかり。
リトアニアのワーホリ情報はこちらで分かりやすくまとめています。
【リトアニアのワーホリ情報まとめ】中世ヨーロッパの歴史好きにおすすめリトアニアと同じバルト3国に含まれるIT国家のエストニアとのワーホリは2020年3月導入予定です。
現在(2019年11月)外務省から公開されている情報はこちらの記事で確認することができます。
【エストニアでワーホリ】2020年3月導入予定!申請条件や国の特徴をまとめましたまとめ
今回は、スロバキアのワーホリについて書いてみました。
スロバキアのワーホリは、
- 日本人が少ない環境で生活したい
- ゆっくりした時間を過ごしたい
という方におすすめの国です。
個人的には、少し騒がしいのが恋しくなったらふらっと隣接国に旅行できるのもおすすめポイントかなと思いました。
参考になった場合はクリックお願いします。
現在日本からスロバキアへの直行便はありません。
おすすめはオーストリアのウィーンからバスや鉄道でスロバキアへ行く方法!
この方法なら、航空券が往復5万円以下で行けるのでお得です。
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