【台湾のワーホリ】ビザ申請~申請方法と必要な書類を徹底解説~

こんにちは、香港ギリホリ中のくろ(@kuro_holi)です。

2009年に開始した台湾とのワーキングホリデーが今年で10年目を迎えたことをご存じでしたか?

台湾は特に物価が安く、温暖な気候ということもあって定番の旅行先として人気ですよね。

でもワーホリとなると「ビザの申請って難しそう」「時間がかかりそう」と思っている方もいるのでは。

実は台湾のワーホリ申請は必要書類が比較的少なく、ビザの発給日数も短いのでワーホリ1か国目には挑戦しやすい国なんです。

そこで今回の記事では、「台湾のワーホリビザ申請」の流れや必要な書類、注意点などを分かりやすくまとめました。

記事内の必要書類まとめ表は、チェックリストとして使うこともできますよ!

5分程で読めるので、ぜひ読んでみてください。

台湾のワーホリ申請の概要

参考:Taiwan rated No.1 country in world to ‘wo… | Taiwan News
項目概要
年齢制限18~30歳 ※申請時の年齢
滞在可能期間180日(1回の延長可)
ビザ発給人数5,000人
就学可能期間3か月
就労可能期間明記なし

台湾のワーホリは2009年の開始からすでに10年が経ちました。

特徴は、

  • ビザ申請期間が設けられている
  • ビザは当日もしくは翌日発給
  • 滞在可能期間は180日
  • 1回の延長が可能

の4つです。

ワーホリビザの申請料はかかりませんが、即日発給を依頼する場合は手数料がかかります。

ビザ申請条件

ビザ申請は以下の条件を満たしている必要があります。

一、発給条件

1. 申請時に日本在住の日本国民であること。

2. 以前 に台湾へのワーキング・ホリデー査証の発給を受けていないこと。

3. 申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること。

4. 台湾入国の目的は休暇であり、ワーキングは付随するものに過ぎない、なお、査証有効期限満了前に出国すること。

5. 被扶養者を同伴しないこと(ただし、被扶養者が同じ査証又は他の査証を取得した場合を除く)

6. 下記の必要書類を提出すること。

参考:日本人の台湾へのワーキング・ホリデー査証申請要項 – 台北駐大阪経済文化弁事処 Taipei Economic and Cultural Office in Osaka

延長すれば最長360日滞在可能

ワーホリビザは有効期限が180日なので、期限の15日前に「中華民國內政部移民署」にて延長手続きをすれば+180日滞在可能となります。

ワーホリビザ発給時に付与される滞在期限は 180日で、その15日前から延長手続きが可能になります。延長は移民局で申請します。 

延長手続きをすると、更に180日間の滞在期限が付与されますが、これは延長手続きした日からの起算ではなく、最初に付与された180日に加算されます。つまりどの段階で延長手続きをしても合算の滞在期限(180日 + 180日)に変動はありません。

ワーホリビザの延長は1度だけです。延長せずにワーホリを終了しても問題はありませんが、180日の期限を過ぎてからの延長手続きはできません。

参考:ワーホリビザ申請手続きについて – 台湾ワーキングホリデー

ワーホリビザ申請の流れと必要な書類

台湾のワーホリの流れと申請に必要な書類をまとめました。

他国に比べると必要書類が少なく、申請場所も全国に点在しているの申請しやすいと思います。

ただし、書類の提出は申請者本人が窓口で直接窓口へ行く必要があるので注意してください。

申請の流れ

申請の流れを簡単に説明すると、

  1. 中華民国簽證申請で個人情報を登録と申請書を作成
  2. 申請書を印刷、直筆の署名
  3. 必要書類を準備
  4. 必要書類を持って台北駐日経済文化代表処で提出
  5. 窓口で契約書やアンケート記入
  6. 受領書を受け取る
  7. 当日か翌日にビザ発給
  8. 受領書と引き換えにビザ取得
  9. 入国期限はビザ発給から1年間

の順番です。

基本的に面接はありませんが、場合によっては審査官の判断で面接を行う場合もあります。

申請に必要な書類

台湾のワーホリ申請に必要書類。

申請書1. 中華民国簽證申請 で個人情報の登録
2.申請書を作成
3.印刷
4.直筆で署名
パスポート・原本
・6か月以上の残存有効期間がある
パスポートのコピー・顔写真のページ
・A4サイズ
写真2枚・3.5×4.5cmサイズ(頭部は縦に3.2~3.6cm以内)
・6か月以内に撮影したもの
(※申請場所によっては4×5㎝指定も)
航空券予約表往路航空券の予約確定書は必須。
さらに、
・往路の航空券予約表
・往復航空券の予約表
のどちらかを提出。
※預金残高が30万円以上証明できる場合は航空券は不要。
資金証明書20万円以上の預金残高証明書
・本人名義の口座
・発行3か月以内
海外保険加入証明書・1年以上の海外旅行保険の証券
・死亡・傷害・病気が補償されている
・原本
・A4コピー1枚
履歴書及び台湾での活動概要台北駐日経済文化代表処で予定表(PDF)を作成、印刷
手書きでも可

写真サイズ

写真は申請場所によって、

  • 3.5×4.5cm
  • 4×5㎝

と指定サイズが異なります。

現在お住まいの申請場所の規定に従って準備してください。

申請場所の詳細と管轄地域に関して後ほど詳しく解説します。

申請料

台湾のワーホリビザ申請料は発給日で変わります。

当日発給の手数料に関しては以下のPDFからご確認ください。

翌日発給無料
当日発給別途手数料(PDF

ビザ申請場所と管轄地域

参考:Taiwan could pay ‘grave price’ after voting to continue ban on Japanese ‘nuclear food’

台湾のワーホリビザ申請は、大使館や領事館ではなく「台北駐日経済文化代表処」というところで書類を提出します。

さらに、申請時にお住まいの都道府県で申請する必要があるので、まずは自身の申請場所を確認してください。

書類提出とビザ受け取りはどちらも申請者本人が窓口で直接窓口へ行く必要があります。

駐日経済文化代表処

東京の管轄は、東京・長野・山梨・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・福島・新潟・山形・秋田・宮城・青森・岩手です。

住所〒108-0071
東京都港区白金台5-20-2
ビザ受付業務午前:09:00-11:30
午後:13:00-17:00
(土日、日本祝は休館)
電話番号03-3280-7800
03-3280-7802
03-3280-7803
メールアドレスvipass@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐日経済文化代表処

駐日経済文化代表処 横浜分処

横浜の管轄は、神奈川と静岡です。

住所〒231-0021
浜市中区日本大通り60番地
朝日生命横浜ビル2階
ビザ受付業務午前:09:00-11:30
午後:13:00-16:30(受付終了30分前まで)
(土日、日本祝は休館)
電話番号045(641)7736~38
メールアドレスyok@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐日経済文化代表処 横浜分処

駐日経済文化代表処 札幌分処

管轄は北海道です。

住所〒060-0004
北海道札幌市中央区北4条西4丁目1番地
伊藤ビル5F
ビザ受付業務午前:09:00-11:30
午後:13:00-17:00
(土日、日本祝は休館)
電話番号81-11-222-2930
メールアドレスspk@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐日経済文化代表処 札幌分処

駐大阪経済文化弁事処

管轄は、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県です。

住所〒530-0005
大阪市北区中之島2-3-18
中之島フェスティバルタワー17階
ビザ受付業務午前:09:00-11:30
午後:13:00-17:00
(土日、日本祝は休館)
電話番号06-6227-8623
メールアドレスosaka@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐大阪経済文化弁事処

駐福岡経済文化弁事処

管轄は福岡県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、長崎県、佐賀県、山口県です。

住所〒810-0024
福岡市中央区桜坂3-12-42
ビザ受付業務
午前:09:00-11:30
午後:13:00-16:30
(土日、日本祝は休館)
電話番号092(734)2810(代表番号)
メールアドレスfuk@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐福岡済文化弁事処

駐日経済文化代表処 那覇分処

管轄は沖縄県です。

那覇分処のみ、海外医療保険の補償金額が300万円以上と指定されています。

那覇分処のワーホリ申請条件などはこちら(PDF

住所〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地3丁目15-9
アルテル那覇6階
窓口業務午前:09:00-11:30
午後:13:00-17:00
(土日、日本祝は休館)
電話番号098-862-7008
メールアドレスtecooka@mofa.gov.tw
Webサイト台北駐日経済文化代表処 那覇分処

ビザの受け取り

ビザの受け取りは通常の場合、午前中に申請すれば翌日の午前中に発給されます。

当日発給を希望する場合は、書類不備などがなければ提出から約3時間で発給されます。

本人が申請した台北駐日経済文化代表処の窓口へ行き、受領書と引き換えでパスポートとビザを受取ることができます。

台湾のワーホリ情報をチェック

台湾のワーホリの情報は、

  • 各都道府県の台北駐日経済文化代表処HP

で確認することができます。

ただし申請条件や申請方法など変更される可能性があるので、申請前に必ずお住まいの地域を管轄している台北駐日経済文化代表処へ確認してください。

参考ブログ

今回、参考にさせていただいたブログをご紹介します。

中国語ゼロで仕事を辞めて住みやすさを求め台湾に│えるてき台湾

2019年2月に書かれた台湾のワーホリビザ申請の記事がすごく参考になります!

台湾で留学経験もされていたようで、台湾生活を予定されている方にぜひおすすめしたいブログです!

ナカジマチカ

台湾在住の方のブログ。

おすすめ観光地や穴場の観光スポットなど面白い記事をたくさん書かれています。

ちなみに、私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。

くろ@ワーホリブロガー(@kuro_holi

台湾への渡航・チケットの手配

台湾への渡航はLCCが安くて人気があります。

おすすめはLCCですが、サービスや保障内容によって好みが分かれると思います。

特にワーホリだと、受託手荷物分の追加料金で結局LCC以外の航空会社と同じ値段か時期によってはそれ以上になるなんてことも…

なので、まずはスカイスキャナーのような一括検索ができるサイトで比較して自分に合った航空券を探す方がいいかもしれません

気になる方はぜひスカイスキャナーで検索してみてください。

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

台湾以外のアジアのワーホリ情報

参考:アジアの区分と国家一覧

2019年12月現在台湾以外にアジアでワーホリが可能な国は、

  • 韓国
  • 香港

の2か国です。

私は現在香港でワーホリ中です。

香港に興味がある方はぜひ香港の記事も読んでみてください。

【香港ワーキングホリデー】国際郵便で簡単にワーホリビザを申請する方法! 香港ワーホリでこれ使ったら仕事が見つかった。おすすめ求人サイトとアプリを紹介

まとめ

今回は、台湾のワーホリの申請方法や流れについて解説しました。

台湾のワーホリビザは申請書類が比較的少なく申請期間も短いので、難易度が高くないので挑戦しやすいかと思います。

ただ申請場所に関しては、自身の住んでいる地域を管轄している台北駐日経済文化代表処に限られるので注意してください!

台湾は物価も安く、親日国家とも言われているので現地生活も過ごしやすいのでおすすめです。

参考になった場合はクリックお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ ワーホリへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。